台風19号ハビキスが去って思うこと。WEBクリエイターが災害で備えること。

三連休を襲った台風19号。お亡くなりになった方、ご冥福をお祈りいたします。今もなお復旧作業に従事されている方、避難生活を余儀なくされている方がいらっしゃると思います。一日でも早い復旧で元の生活に戻れることをお祈りしています。

実は、10月12日(土)~10月14日(月)の三連休、福島県の秘湯にて温泉ノマドの予定でした。

数ヶ月前から宿を予約し、新幹線の指定席も確保していて、台風が来ることがわかっていましたが、キャンセルすることもなく行く気満々でした。

ですが、友人から「やめとけ!」「キャンセルしたほうがいい!」という声を受け、2日前に宿にキャンセル(というか日程変更)をし、新幹線も日時変更に土曜日の朝、駅にあるみどりの窓口に向かったのでした。

ところで、新幹線って、天災の場合、その日が被っている日程ならば1年間、全額返金してくれるのだそうです。私はそれを知らなかったため(ググって調べたけれど、天災情報は見つけられなかった)、出発予定よりも前の当日の朝、キャンセルをしに電車を乗り継いで駅まで向かったのでした。

この台風19号の襲来を受けて、思ったことを書いてみようと思います。

震災・天災時の準備、やっぱり大切

私は高齢の父が一人で住む実家に、仕事が終わった金曜夜から帰省しました。

義姉から「スーパーに水、カップ麺、パンは全然ないから、必要なら途中で買ってきたほうがいい」との連絡を受け、最寄りの駅(と言っても実家から徒歩25分)にあるスーパーに立ち寄りました。

パン、水は全滅でしたね。もう皆さん、最悪の事態を考えて行動していらっしゃるんだな、と思いました。レトルト系やパスタ等はあったので、ガスが使えるなら食べられるものは普通に残っていました。

こういう時のために必ず備蓄しておきたいもの

  • カセットコンロとガス
  • 水を入れればご飯になるドライライス
  • 缶詰
  • 冷凍ご飯
  • お菓子

今回のように、事前に来るのがわかっているような台風の場合、水は事前に水道水をタンクに貯めておけばいい。問題は何日断水が続くかわからないということだけれど、大きなポリタンクがあれば、スーパーのペットボトルを買わなくてもいいかな、と思いました。

ブラティパスみたいな折り畳みのものは普段畳んで仕舞えるから便利ではありますが、折り目が破れたり劣化が気になります。いざ使うときに敗れてて水漏れ…なんて意味ないですから、邪魔でもポリタンクがいいと思う。

今回、ガスも水道も使えたので調理に困りませんでしたが、あって良かった、と思えたのはやはり缶詰類と乾きもののお菓子。缶詰は、秋刀魚とかイワシとかの缶詰なら、期限切れ近くになれば普通に食べられるし、常にストックして回しておけばいいと思いました。

案外、こういうときって野菜のような鮮度のいいものは食べられなくなるので、缶詰もたとえばアスパラとか、コーンとか、さっぱりするものがあるといいかも。

ドライラスはこういうやつです↓。時間はかかるんですけど、お湯ではなく水でもお米になるので、災害用に便利だと思います。

冷凍ご飯は、普段から炊き上げたご飯を1食分ずつラップに包んで冷凍しておくといいなと。ガスコンロがあれば、雑炊とかにしてカサ増しさせて、複数人でもお腹いっぱいにできると思います。

カセットコンロはもはや必需品ですね。電気が通らなければ炊飯器なんて無用の長物だし、鍋さえあれば煮炊きできますから。カセットガスも必ず常備。

火事やススがでないから、電磁調理器を好んで使っている人もいるかもしれません。でもこういう災害のことを考えると、カセットコンロは1台あると便利だな、と思います。外でも使えますし。

私が持っているのはコレ。高さがないので、普段遣いもしやすいです。

カセットガスも忘れずに。これがないとどーにもならない。

高齢者がいる場合

高齢者の場合、ちょっとしたストレスが命取りになるし、歩みも遅いから早めの判断で動かなくちゃいけないですよね。

うちの場合、海抜20mの場所にあり、特に避難勧告も出なかったのでずっと自宅に篭っていましたが、寒さ・暑さ対策はあったほうがいいな、と思いました。

避難が必要なときは、ダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウンブランケットなど、山で使うようなコンパクトになるものをひとつ持っておくと、高齢者の低体温を予防できると思います。

あと、高齢者がいるおうちの人はわかると思うんですけど、高齢者って免疫力が下がっているから、すぐに風邪をひくんですよ。よく熱を出します。

とくに災害時、緊張やストレスでさらに免疫力が下がるし、避難所が寒かったりすると簡単に風邪から肺炎になってしまったりします。

なので、マスク、風邪薬、冷えピタは我が家は常備しています。

高齢者がいるお家は、高齢者はとにかく動きやすいよう、荷物は持たせない方がいいです。バランスを崩して転倒してしまうと危険です。

それと、高齢者は絶対に腕を離さないよう、しっかり掴んで置く必要があります。手を握ってちゃだめです。すべって離れてしまうから、脇の下あたりをグッと掴むと、よろめいたときも転倒を防ぐことができます。

そのためには、高齢者の分の荷物と自分の荷物、最低2人分は担げるバックパックがあるといい。災難用のコンパクトなバックパックも売られていますけど、うーん、あれじゃぁ充分な装備は担げないし、肩から滑り落ちるだろうな、と思います。

小さい子供は別ですが、小学生くらいなら自分で担いでもらう。分散してもっておくのは大事です。

一番いいのは、山用のもの。山も命に関わるものなので、かなり丈夫に作られているし、重い荷物を運んでも重みが分散されて軽く担げるようになっています。

ちなみに、登山道具の店にいけば、災難用グッズはすべて手に入ります。多少高いんですけど、山で遭難したときにも命を守るために、軽量、コンパクト、頑丈に作られているので安心です。

日本列島全体がチーム感が出た

台風直撃の土曜日、私は実家でずっとNHKをつけていました。幸い、停電はなかったので、映像で各地域の状況を見てました。

3.11のときはずっとラジオでしたね。ラジオもすごくいい。

今回は我が家は停電はなかったし、避難勧告もでなかったので家で過ごしてましたが、やっぱり災害用のラジオは一台持っておいたほうがいいですね。

電池いらずの、手回しで充電ができてLEDライトつき、っていう災害用ラジオは各社から出ているから、1家に一台あるといい。

災害用のこういう道具は、命にもかかわるものなので見た目にはあまりこだわらず質実剛健、色はパッと目にはいる明るいものがいいと思います。

黒なんかだと、停電して暗い部屋の中で探すのが大変だから避けたほうがいいです。

民報でも台風情報を流してはいましたが、バラエティを流している局ありましたね。こういうときは、民報ってなんなんだろう?と思います。死者がでるかもしれない未曾有の災害と言われているのに、バカ騒ぎを流す神経がわかりません。

というわけで、ずっとNHKを流していました。それと並行して、やはり頼りになったのはSNSですね。Facebookで繋がっている大学時代の友人たちからの近況や情報はすごく頼りになったし、どうしていいかわからないときの判断、必要な情報を瞬時に届けてくれるネットワークみたいなものが生まれていました。

NHKをつけているとき、もうずっとですよ、一日、ずっと台風情報。しかも、全国だから全国の氾濫しそうな川とか、非難するときにどうやって避難所を探せばいいかとか、常に臨戦態勢で情報を提供してくれていました。もう、台風が来る前から準備していたんでしょうね。それがわかるチーム感でした。

こういう災害時に、日本列島全体にチームのような連帯感が出た感じがしました。

政府に色々批判する人もいますが、かなり準備していたんじゃないかな…と思います。それでもどうしても被害は出てしまうわけで。不眠不休の対応をしていたはず、と思います。

WEBクリエイターが震災に備えて取っておくべき行動

データバックアップはクラウドへ

WEBクリエイターにとって致命的なのは、データのバックアップがなくなってしまうこと。

外付けSSDとかHDDとかに保存している人もいると思いますけど、やはり一番安全なのはクラウドです。クラウドの方が割高ではありますが、ハードディスクは水没したら終わりですし、天災に関係なく自然にお陀仏、ということがある代物なので、クライアントの大切なデータを保管するならクラウド一択でしょう。

これは必要経費だと思って、今ハードディスクでとPC内にデータを持っている人は、クラウドに移行したほうがいいと思います。

Wifiはモバイルひとつでいいんじゃない?

昔は家に回線をひいてインターネット環境をつくっていましたが、モバイルWifiだけで運用するようになってから、すでに6年くらいたちます。

Wifiが通りにくい山の集落に住んでいる人なら難しいですが、そうじゃないならモバイルWifiだけで全然事足ります。速度で不満に思ったことも一度もありません。動画を見ながらブログも書くし、WEB制作もする。複数のタスクを同時並行してやっても、速度が落ちて仕事にならない、と思ったことは一度もありません。

ちなみに私が使っているのは「」というもので、使い放題、制限なし、というもの。肌身離さず持っていれば、自分が水没しないかぎり雨水からは守れます。小さいから。

家の回線はルーターが沈没すればそれで終わりですからね。台風が去って水が引けても、仕事ができるようになるまでに時間がかかりすぎてしまいます。

ノートパソコンはやっぱあった方がいい

天災が来ないとあまり気にしないですが、作業するのにノートパソコンよりもやっぱり据え置き型の大画面ディスプレイ(デュアル)が捗るから、据え置きPCで仕事をしている人がほとんどだと思います。

でも、万が一自分の住んでいる地域が被災した… 避難しなくちゃ! ってときに、大きなディスプレイとPC抱えて逃げるなんてことはできません。アホか? と思われますよね。

命より大事なものなんてない、というのは大前提ですが、避難後の収入源の確保ってのもやっぱり現実的に考えておかなくちゃいけないですよ。だって生きていかなくちゃいけないんだから。

13インチ、15インチくらいの持ち運べる大きさのノートPCと、大容量のモバイルバッテリー、ソーラーバッテリーなんかもあると安心ですよね。それらを大きめのジップロックに入れてリュックに入れて持ち運ぶ。

そんなことを考えました。

自由な身なら、安全な場所に避難

現実的には難しい人の方が多いとは思いますが。介護していたり、ペットがいたり。

でも、もしWEBクリエイターやプログラマーの仕事をしていて、自由度が高い人なら、事前にわかっている今回の台風のような天災の場合、外国に避難してもいいですよね。

できることは「今」やろう

色んなことを先延ばしにしていると、今回のような台風に遭うと大きな後悔に繋がります。

自然の脅威には人間の力で到底抗えないわけで。いつ自分の命が終わるか、わからないです。

もし挑戦したいこと、興味があること、やってみたいことがあったら「でも…」「やっぱり…」なんて悩んでいないで、すぐやってみた方がいい。今日が最期かもしれない、というのは、自然災害に遭わないと気が付かないことだったりしますよね。

WEBクリエイターやプログラマーになりたい、でも年齢的に遅いかも、私には無理かも、なんて悩んでいる時間はもったいない。いつまたハビキスのような天災がわが身に降りかかるか予想なんてできないのです。

やりたかったことを全部やりきった人生なら、後悔しない。

毎日、一日一日を大切に生きたい。そう思えた台風19号でした。

皆さんのご無事をお祈りします。

タイトルとURLをコピーしました